熊のカリフォルニアMBA留学記

理系の熊がカリフォルニアで七転八倒したMBA留学の記録(ブログ)です

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発行体以外にも?実はたくさんあるMBAランキングの種類

      2016/01/14

海外MBAを目指すと、ランキングという単語をしばしば聞くようになります。それはMBAの業界において、MBAのランキングが学生とスクールと業界の質を上げるための強力な推進役として働いているからです。

MBAのランキングがあるからこそ受験生はより勉強し、スクールはそれに答え、研究も含めて業界も大きく発展しつつあると言えると思います。

そんなランキングですが、実は発行体によって異なります。主なものには新聞系の会社が発表する4つがありますが、他にも存在します。

そして各社の発表するランキングにも実は様々な種類のランキングがあります。

海外MBAのランキングシリーズでお伝えしています。

今回はMBAランキングの種類についてお伝えします。

MBAの種類別のランキング

MBAに種類があるって知ってた?

MBAの種類ってなに?という方は意外といらっしゃるかもしれません。

実はMBAにはいくつか種類があります。それらは、Full-Time、Part-Time、Executive、Weekendなどと呼ばれています。時折、同じものを指して、Executive MBAと呼んだり、Weekendと呼んだりします。また逆に、同じ学校にExecutiveとWeekendの両方がある場合もあります。

ちなみのすべてのプログラムでMBAの学位が取れることが多いですが、一部のプログラムではちょっと名前が異なるMBAの学位となる場合もあります。

ランキングにおいては、しばしばFull-TimeとPart-Timeの2つについて別々のランキングが行われる場合がほとんどです。そして、通常私たちがランキングと言っているのは、Full-Timeのランキングとなります。

BloombergのPart-Timeのランキングを見てみると以下のようになります。

1 Northwestern (Kellogg)
2 Carnegie Mellon (Tepper)
3 Rice (Jones)
4 Georgetown (McDonough)
5 UCLA (Anderson)
6 Chicago (Booth)
7 Southern Methodist (Cox)
8 Emory (Goizueta)
9 UC Berkeley (Haas)
10 USC (Marshall)
11 Michigan – Ann Arbor (Ross)
12 Villanova
13 San Diego
14 Washington in St. Louis (Olin)
15 Texas at Austin (McCombs)
16 Rollins (Crummer)
17 Elon (Love)
18 Washington (Foster)
19 Ohio State (Fisher)
20 UNC Charlotte (Belk)
20位まで引用

見てみると、12のVillanova、13のSan Diegoなど、Full-Timeではそれほど上位でない学校もPart-Timeでは上位に入ってきています。

Full-Time MBA

それでは一つずつ見ていきましょう。

まずはFull-Timeと呼ばれるMBAです。Full-Timeという名の通り、基本的には会社を辞めて、朝から晩まで授業を行うスタイルのプログラムになります。当然その分多くの選択科目を取ることができますし、より勉強に集中できるスタイルです。

しかしながら、仕事を辞めるというハードルが伴うのでそれなりに投資をする覚悟を決めなければ入学することはできません。

Part-Time MBA

つづいて、Part-Time MBAです。Part-Timeの名の通り、仕事を辞めずに勉強するMBAです。日本語でいうと全日制と夜間制の夜間に相当するプログラムです。

仕事を辞めずに済むので、比較的入学のハードルが低くなります。

またFull-Timeに比べると比較的平均年齢が高めで、社会人経験豊富な人が多い場合がよくあります。

MBAの取得期間はFull-Timeがアメリカ2年に対して、標準3年で組まれている場合がほとんどです。

授業は週末をメインに行い、一部平日の夜に行うというスタイルが多いように思います。

Executive MBA

Executive MBAには様々な種類がありますが、イメージとしてはより社会人経験が豊富な人向けのMBAと思っていただいて間違いないと思います。Part-Timeである場合がほとんどだと思います。

受験内容などはFull-Timeと変わらないことが多いと思いますが、クラスメートの社会人経験、年齢層と多様性はFul-Timeよりはるかに大きいと思います。

また、学位についてもMBAの場合もあれば、International EMBAなどの学位となる場合もあります。学校に確認が必要です。

また、学校によってはPart-TimeとExecutive MBAを同じものととらえているところもあります。

専門分野別のランキング

上記では、MBAのプログラム種類による違いを見ました。
続いて、専門分野別のランキングについて見てみましょう。

こちらに2013年とちょっと古くなりますが、専門分野別のBloombergのランキングがあります。

こうしてみると、やはり有名校であるスタンフォードなどはどの分野でもまんべんなく上位を取っていることがわかります。

しかしながら、ある分野に特化した大学もいくつか見つけることができます。

例えば、Entrepreneurship(起業)のランキングを見てみましょう。

1 Stanford
2 MIT (Sloan)
3 Babson (Olin)
4 UC Berkeley (Haas)
5 Chicago (Booth)
6 Carnegie Mellon (Tepper)
7 Imperial College London
8 UCLA (Anderson)
9 IE Business School
10 Texas-Austin (McCombs)

1位、2位のスタンフォード、MITは納得の上位です。企業が活発なシリコンバレー、ボストンを足元に、起業が強いのも頷けます。しかしながら、3位の学校は全体のランキングではほとんど目にしないBabsonです。

非常に小さな大学ですが、起業教育では抜群の知名度を誇ります。実は豊田章男(トヨタ自動車株式会社代表取締役社長)、岡田元也(イオン取締役兼代表執行役社長)もこちらのMBAを修了しています。

このようにもし自分がどうしてもこの分野に特化したい、という分野があれば、その分野に特化した大学を目指すという方法もあり得ると思います。

変わり種ランキング

上記は優秀さを競うランキングでしたが、他にもちょっと変わったランキングが様々発表されています。以下にThe Economistの2015年版からいくつかの代表例を示します。

女性比率が高い学校ランキング

1 International University of Monaco 58
2 University of Bath – School of Management 50
3 University of Hong Kong – Faculty of Business and Economics 49
4 Audencia Nantes School of Management 48
5 Durham University Business School 48
6 Nottingham University Business School 46
7 Brandeis International Business School 45
8 Grenoble Graduate School of Business 44
9 University of Pennsylvania – Wharton School 43
10 University of Washington – Foster School of Business 43
後ろの数字は女性比率(%)です。

こちらは女性比率が高い大学です。多様性を考慮すると、男性ばかりの学校というのは決して望ましいものではありません。そこで見られるのが女性比率です。まだ世界でも女性のマネージャーは少ないということでしょうか。

アメリカの有名校では、ペンシルベニア、ワシントンが健闘しています。

施設が優れている学校ランキング

1 ESMT European School of Management and Technology
2 University of Bath – School of Management
3 Dartmouth College – Tuck School of Business
4 Texas Christian University – Neeley School of Business
5 University of California at San Diego – Rady School of Management
6 University of Strathclyde – Business School
7 University of Virginia – Darden Graduate School of Business Administration
8 University of Chicago – Booth School of Business
9 Cranfield School of Management
10 Indiana University – Kelley School of Business

続いて、学校の設備が優れているランキングです。学校選択の決定打にならないかもしれませんが、学生のモチベーションや利便性を保つためには必要不可欠な要素です。

有名校ではシカゴが入ってきています。

GMATが高い学校ランキング

1 Indian Institute of Management Ahmedabad 763
2 Stanford University – Graduate School of Business 732
3 University of Pennsylvania – Wharton School 730
4 University of Chicago – Booth School of Business 726
5 Harvard Business School 725
6 New York University – Leonard N Stern School of Business 723
7 Columbia Business School 718
8 Dartmouth College – Tuck School of Business 718
9 Yale School of Management 717
10 University of California at Berkeley – Haas School of Business 715
右の数字は平均GMATスコア

受験生にとって頭のいたくなるGMATですが、その平均スコアです。
1位はハーバード、スタンフォード、ペンシルベニア、シカゴあたりだろうと思っていたのですが、まさか、しかし納得のインドの大学です。最高ではなく、平均が763点です。

一体、どんな天才が集まってくるのでしょうか、と思ってしまいます。

まとめると

MBAのランキングといえども様々ンな種類があります。通常我々がランキングと言っているのは、Full-Timeのランキングですが、分野別や、プログラム別などです。

また、変わり種のランキングも発表されています。

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