熊のカリフォルニアMBA留学記

理系の熊がカリフォルニアで七転八倒したMBA留学の記録(ブログ)です

*

アメリカでの新車・中古車購入のメリット・デメリット

      2016/01/05

車社会であるアメリカでは車の購入はほぼ必須となっていると思います。何をするにしても車が前提にデザインされており、車なしでは様々な苦労をすることになります。

留学生はそんな中、車の購入をするわけですが、果たして新車がいいのか、中古車がいいのかその判断はどこでつければ良いのでしょうか?また、アメリカには車検制度がないため結構な割合で故障するとも聞きます。

免許取得&車購入シリーズとして、免許の取り方から車の購入方法などについてお伝えしています。

今回は新車・中古車を買うメリットデメリットについてお伝えしたいと思います。

アメリカで車を買う時の前提条件として

アメリカで車を買う時の前提条件の確認をしたいと思います。

まず、費用についてです。

ローンを組むことはほぼ無理

日本ではローンを組んで車の購入をする場合があります。この時低金利を提示され、それならばという流れになることもあると思います。

しかしながら、アメリカに来たばかりの留学生のほとんどはローンを組むことができません。なぜならば、アメリカでのクレジットの履歴がないからです。日本では勤務先や年収などで借りられる額が決まりますが、アメリカの場合個人の信頼の根拠の大部分はクレジットヒストリーになります。

当然留学生の大半はこのクレジットヒストリーが0の状態から始まるのでローンを組むことができません。

リースという手も考えられる

期間限定ならばリースという手も考えられます。リースならば、必要な期間だけ借りることもできますし、レンタルよりも低価格に抑えられる場合がほとんどです。しかしながら、やはりこちらもクレジットのヒストリーが必要となります。

ですが、社費の人の中には一部この方法を使うことができる人がいるかもしれません。なぜならば、会社によってはリースの保証をしてくれるところがあるからです。

熊のクラスメートにも会社がリースの手伝いをしてくれるところがあり、車を購入せずに済んでいます。

カリフォルニアには車検制度がない?

カリフォルニアには日本と同じような車検制度がありません。アメリカの中でも一部の州は車検に似た制度はあるそうです。カリフォルニアには車検とは異なりますが、スモッグテストという排ガスのチェックはあります。

どうもアメリカでは自分のものは自分で管理するという意識が非常に強いようで、日本のように業者にお任せという感じではないようです。しかしながら、これは安全性をおろそかにしているわけではなく、結果責任については強い意識があります。つまり、車のメンテも自分でして、事故の責任も自分でとるという考えです。

日本だと、業者にまかせて皆で安全な環境を作ろうとしているので、考え方の根本が違うことがよくわかります。

新車を買う

メリット1:故障する確率が極めて低い

新車を買うメリットの1つ目は、「故障する確率が極めて低い」です。

アメリカで中古車を買う時の最大の心配事は故障です。忙しいアメリカの生活で故障に時間やエネルギーを取られたくない、そして英語で交渉関係をできればしたくない、と思うのは自然なことだと思います。

その点、新車ならば中古車に比べて故障する確率は極めて低くなります。

メリット2:故障しても保証対象になる

仮に故障をしたとしても、初期不良ならば保証の対象となります。新車を買った時に、このパーツは何年保証、このパーツは何年または何マイル保証、というように説明されます。

このように、保証がついているというのも大きなメリットです。

何か問題が非常に起こりにくい、そして起こったとしても保証内というのは心強いです。

メリット3:自分の好みの車を選べる

アメリカの中古市場は非常に発達しているので、かなりの選択肢があります。しかしながらそれでも新車に比べると選択肢が小さいのが現状です。

しかしながら、新車ならばかなりの広範囲で自分の好みで選ぶことができます。

メリット4:前のオーナーの癖のついていない車に乗れる

完全に好みの問題ですが、中古車がどうも好きでないという人に、前のオーナーの癖がついているからという方がいます。新車ならばそんな心配はありません。

デメリット1:イニシャルのコストがかなりかかる

当たり前ですが、イニシャルのコストがかなりかかります。例えばセダンタイプのエコノミーモデルだと100万円後半から200万円は最低かかると思っておいた方が良いと思います。

詳しくはこちらのサイトが参考になります。

Kelly Blue Book

このサイトでは、各都市におけるアメリカで売っている車種のほぼすべてのメーカー希望小売価格とフェアプライスを見ることができます。

MSRPというのがメーカー希望小売価格で、フェアプライスが実際にディーラーでこのくらいならばフェアですよ、という価格になります。

これに税金などが載ってくるので、やはりそれなりの金額のUSドルを銀行口座に入れておく必要があります。

デメリット2:減価償却が中古車より大きい

車は年々価値が下がっていきます。その価値の下がり具合を見てみましょう。

先ほどのサイトを見てみると、Sell、つまり売る側の項目にTrade InとPrivate Tradeという選択肢があります。

Trade Inがいわゆる業者の下取りにあたり、Private Tradeが個人売買にあたります。

ある特定の車種について、現在の新車価格と1年後のTrade Inの価格を見てみましょう。そして、同じ車種の例えば8年物の価格と9年後のTrade Inの価格を比較してみましょう。

ほぼすべてのケースで、1年間の価格の低下分は、新車の方が大きくなります。このように車体の目減り分が新車の方が大きくなります。

デメリット3:事故したときの被害が大きい

最後は、あまり考えたくありませんが、事故した時の被害の大きさが異なります。

当たり前ですが、同じ車種ならば新車の方が価値が高いので、当然事故をしたときの価値の下がり方がぐっと大きくなります。もし廃車となってしまったならば、それこそ目もあてられなくなります。

中古車を買う

メリット1:イニシャルコストが小さくて済む

基本的に、中古車のメリット・デメリットは新車の裏返しとなります。

まずはイニシャルコストが小さくて済みます。同じ車種の場合には、当然中古の方が価格が低くなります。

しかしながら、先ほどのサイトKelly Blue Bookで見ていただくとわかりますが、特に日本車は値が下がりにくく、2年物でもかなり高額で取引されています。したがって、購入前に新車と中古車、本当に中古車の方がお得か確認をした方が確実です。

メリット2:減価償却が小さくて済む

メリット1と同じく、基本的には中古車の方が減価償却が小さくなります。すなわち、1年間にかかる車体価格の低減分が小さくて済む傾向にあります。

しかしながら車種が違う場合は、注意が必要です。日本車のように新車でも価値が下がりにくい車種と、下がりやすい車種があります。組み合わせによっては中古車の方が車体価格の低減分が大きくなる可能性があります。

メリット3:事故の時の被害が小さくて済む

合ってほしくはないですが、事故があった場合には経済的な被害は新車よりも小さくなります。

デメリット1:故障する確率が新車より高い

これが一番のデメリットだと思います。日本と違い厳しい車検制度はないので、その車がどの程度の健全性を持っているのかを自分で判断する必要があります。

こちらのサイトにあるように、各車の個別識別番号を使って、過去の事故歴を見ることもできますが、それでもすべてわかるわけではありません。

しかしながら、中古車がすべて故障するかというとそんなことはなく、故障するときはしますし、故障しない車は全然しません。そして、新車でも故障するときはします。

統計的には中古車の方がリスクが高いということが言えます。

デメリット2:保証がついていないものもある

新車では初期不良などについて保証がついていますが、中古車にはついていないものが多くあります。

しかしながら中古車の一部には、「Certified」と言って、車のディーラーが自ら整備をし、保証を付けて売っているものもあります。

これらについては、新車ほど長くはないものの、1年程度の保証がついているものが多いようです。

デメリット3:好みの車を選びにくい

アメリカは中古車市場が発達していますが、それでも自分の好みの車が選べるとは限りません。

特に、家族がいてどうしても大きな車が欲しい、どうしてもこのメーカーが欲しいと指定が厳しくなると、それだけ好みの車を選びにくくなります。特に、田舎の方ではこの傾向が強いようです。

デメリット4:前オーナーの使い方

気にする人は気にする、前オーナーの癖や使い方です。

煙草のにおいなども残る可能性があるので、その場合はその車を諦めるしかないようです。

まとめると

アメリカで新車、中古車の購入に関してメリット・デメリットをまとめました。

新車はイニシャルコスト、減価償却が大きくなる代わりに、故障の可能性が下がり保証が付きます。

中古車はコスト面で下がりやすい代わりに、故障関係のリスクが上がります。保証についてはCertifiedとあるものはつく場合があります。

 - 日常 , , , , ,