熊のカリフォルニアMBA留学記

理系の熊がカリフォルニアで七転八倒したMBA留学の記録(ブログ)です

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【体験記】日本とカリフォルニア道路事情の違い

      2016/01/05

アメリカ留学では、多くの場合車の購入と運転が必須となります。どこへ行くにしても車ですし、ショッピングも車があること前提で、大ボリュームで商品を売っています。車なしでは非常に制限された生活しか送れないでしょう。

そこで免許取得となります。免許取得にはDMV(Department of Motor Vehicles)という日本でいう免許センターのようなところに行く必要があります。

免許取得&車購入シリーズとして、免許の取り方から車などについておつたえしています。

今回はこのカリフォルニアと日本の交通ルールの違いについてお伝えしたいと思います。

免許取得の制度が違う!

まずは免許取得の制度の違いです。日本では、免許取得にはいくつかの方法があります。まず一つは、認可の自動車教習所に行って、学科の授業とテストを一つずつクリアする方法です。最終的には、実技試験も一つずつクリアして行って免許取得となります。

もう一つの方法は、まず筆記試験を受けて仮免許を取って、不認可の教習所などで練習し、実技試験を受けることです。十分な実力があれば、一発で合格することもできますし、費用も安く時間も短く済ますことができます。

カリフォルニアの免許取得の制度は日本の2番目の制度に近いです。

まず筆記試験を受ける必要があります。この筆記試験は当たり前ですが英語で試験を受ける必要がある、、、、と思うのですが、実は日本語で受けることもできます。

カリフォルニアのDMVでは各言語での試験が用意されており、試験で用いる言語を選択することができます。

筆記試験で無事合格すると、仮免許が発行となります。

この時、非常に面白いのが、免許取得者が助手席にいれば仮免許取得者は公道を運転できるということです。日本だと緊急用のブレーキが付いた車に、教官を助手席に乗せて走りますが、カリフォルニアでは随分と規制は緩いようです。しかしながら、いきなり公道を走るわけでなく、最初はモールの駐車場などで練習をします。

夏休みなど、免許取得シーズンになると、朝のモールの駐車場でトロトロ走っている車を見かけることがあります。大抵の場合、助手席にお父さんやお母さんが載っていて、高校生くらいの若い子が運転席にいます。

このようにして、ある程度運転になれたら、今度は公道に出て行って実際に運転の練習を行います。

右側通行と左側通行の違い

まず挙げられる日本との大きな違いは、右側通行か、左側通行かです。日本は左車線を進み、車の右側に運転席がありますが、アメリカでは逆になります。

日本で運転免許を持っている方はまずはこれに慣れる必要があります。

特に右折や左折をした後が大変です。

慣れるまではついうっかり、左側車線に入ってしまいそうになることが良くあります。もし入ってしまった場合は、当然正面から車がくるので大事故の元になります。初めのうちは、とにかく左車線に入らないように、細心の注意を払って運転を行う必要があります。

加えて、慣れるまでは右折や左折をする前にも大抵大惨事が起こります。それがウインカーです。日本だとウインカーは右側についていて、右手でウインカーの操作をします。ところがアメリカの車は左にウインカーがついていて、左手で操作します。

これを間違うと何が起こるのか、というとウインカーを出したつもりが、ワイパーが動き始めます。そして、ワイパーを動かそうとしたときに、ウインカーを出してしまいます。

いうのは簡単なのですが、実際にやってみると大抵間違えてしまいます。熊も友人がカリフォルニアに遊びに来て、運転をしてみたとき、ウインカーとワイパーがゴチャゴチャに動き始めて、交差点の前で大慌てとなりました。

この時、運転者は大抵、右車線右車線と注意深く思っているので、なおさらワイパーが突然動き始めるとビックリするのです。

初めはかなりびっくりしますが、慣れるとなんてことはなくなります。それまでは注意深く操作してください。

高速道路は毎日の足

高速道路はとにかく毎日の足です。なぜなら日本と異なり、大抵の場所は無料だからです。4車線程度あるのが基本で、大きな高速道路が合流する場合は、一時的に4車線+4車線の8車線になることもあります。

側のスーパーマーケットに行く際でも、とにかく高速に乗ります。ちょっと離れた場所に行く場合は、多少大回りになっても推奨ルートには高速道路が表示されます。それぐらい、毎日ひたすら高速に乗ります。

高速では、65mile/h=約100km/hくらいが制限速度のことが多いですが、カリフォルニアでは守られていることが少ないです。また、都市部では比較的速度は抑えられていますが、本当に何もない砂漠のようなところを走るときには、制限速度が75mile/hくらいになるときがあります。これは120km/h程度となります。

ちなみに、高速道路と英語でいう時、Free Way、High Wayと二つの言い方があります。実は意味が違って、Free Wayは信号がない道路という意味です。ですので、入るところと出るところが決まっています。一方、High Wayは都市間を結ぶ道路となります。また、時折、tollという表示がある道路がありますが、こちらは有料となります。

赤信号でも右折はOK!!UターンもOK!

日本との大きな違いの一つに、赤信号でも右折OKというルールがあります。

もちろん、いつでも右折OKというわけでなく、他の方向から来る車がない場合です。また、赤信号の時は周りから車が来ていなくても一旦停止はする必要があります。

周りから来る車がない場合と言っても、実際には交差点でどこかの方向から交差点には入ってきています。そこで、今はどの方向から車が入ってきて、どの状況ならば安全なのかを確認する必要があります。ところが、これが慣れるまでそこそこ時間がかかります。

というのも、アメリカにはUターンがあるからです。

カリフォルニは車社会と言われるだけあって、道路が大きく分離帯が大きくなり、結果として交差点の効率が下がります。そうすると、交差点でUターンがなければとても非効率的なルートで走らなくてはならになりません。

ということでアメリカではUターンが認められています。一部の交差点では禁止のところもありますが、それは交差点に明記されています。カリフォルニアでナビを使っても、Uターン前提のルートを推奨してきます。

このUターンも慣れるまで、本当にこの交差点でしていいのか不安になるときがあります。

掃き出しが多い!

高速道路にも関連しますが、熊が掃き出し、と呼んでいる車線が多くあります。この掃き出しは、複数車線があるときに出てくる、一番右にいると必ず右折をしなければならない車線のことです。

初心者の頃は、車線変更の数を減らしたいので、できるだけ右側(日本でいうと一番低速の左側)で走ろうとしてしまいます。

しかしながら、アメリカにはこの掃き出しがかなりの確率で存在します。

この掃き出しに行ってしまうと、当然ですが右折する必要があります。たとえ直進をしたくても、です。

したがって、道を走っているときに常に右側の車線にいるべきなのか、真ん中にいるべきなのか注意を払う必要があります。

この問題を回避する方法はあって、道路の縦線を見るとわかるようになっています。掃き出しが先にあるときは、縦の線が太くなります。したがって、走っていて今後も直進をしようと思っているときにこの太線がでてくると、車線を変更して中央に移動しよう、ということになります。

慣れるとなんてことはないのですが、慣れる前は車線変更すら大変なので、練習が必要です。

STOPが多い

カリフォルニアの交差点には、STOPと書いてある看板があることがあります。日本での一旦停止に当たるのですが、このときにルールがあります。

4方向のうち、2方向のみにストップがある場合は、ストップがない方向が優先。ストップがない方向から車が来ていない時に、初めてストップのある方向は出発することができます。

では、4方向ともストップがあるときはどうでしょうか?

このときは、4方向のうち早く来た順番に出ることができます。慣れるまではこれがとても怖いのです。自分の番のはずだけれども、本当に行ってもいいのか、とちょっと不安になります。加えて、時々守らない人がいるので、これを回避する必要もあります。

慣れたらなんてことはないのですが、慣れるまでちょっと交差点ではドキドキです。

路駐が多い!

路駐の多さも特筆ものだと思います。

日本では基本的に路駐はできない場合がほとんどです。もし幹線道路などで路駐をしたならば、すぐさま切符を切られてしまいます。

しかしながらカリフォルニアでは路駐が基本です。幹線道路ともいうべき大きな道路でも、結構な確率で路駐ができます。

ただし、どこでも路駐できるわけではありません。縁石の色を見る必要があります。縁石の色が赤の場合は、路駐禁止です。青の場合は、Disabilityの資格を持っている人のみ。そして緑の場合は、何らかの制限がついています。例えば30分のみ、といった具合です。そして縁石に色がついてない場合は基本的には路駐可能です。

以前熊が路駐をしたときは、あっけなく切符をもらってしまいました。縁石に色はついていなかったので、問題ないはずです。

ところが、後々詳しく聞いてみると、縁石の色はOKだったのですが、側の看板に週末何時から何時までは不可と書いてあったのです。

完全に縁石の色だけ見ていればよいと思っていたのですが、こんなところに落とし穴がありました。

道路の名前の付け方のルール

道路の名前の付け方にある程度ルールがあるので、知っておくと便利です。

まずはI5(アイファイブ)、というように数字の前にIが付く道路は、重要なフリーウェイです。Iというのは、Interstateの略で、旅行などで長距離運転するときはしばしばお世話になります。

また、日本では「関越道上り」などと表現しますが、カリフォルニアではI5 Northという表現をします。日本の「上り」「下り」は主要都市の中心に向かう方向が上りで、逆が下りとなりますが、カリフォルニアでは東西南北、East, West, South, Northで表記します。

そして道路の数字にも意味があります。
大抵の場合、奇数の数字がついているものは南北に走っています。そして偶数のものは東西に走っています。

ちょっと道に不安だなと思ったとき、このルールを知っているだけで方向と位置の想像が概ねつくようになります。

まとめると

カリフォルニアと日本の道路事情の違いについてまとめました。

カリフォルニアでの運転のお役にたてば幸いです。

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