熊のカリフォルニアMBA留学記

理系の熊がカリフォルニアで七転八倒したMBA留学の記録(ブログ)です

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【TOEFL対策】これでTOEFLの目安が付く?TOEFL-TOEICの換算式

      2016/01/05

TOEFLを初めて受けるとき、やはり気になるのは、自分がどのくらいをとれるのか?ということですよね。

できることならば、なんとなくで構わないので、自分のスコアを知りたいと思うのですが、そんな時にでてくるのが、TOEFL-TOEICの換算式です。

TOEFL対策シリーズとして、概要から各セッション対策などについてお伝えしてきました。

今回はTOEFL iBTとTOEICの換算式についてお伝えしたいと思います。

TOEFL iBTとTOEICの換算式とは

まずTOEFLには現在2種類あります。iBTとPBTという方式です。

現在TOEFLで主流となっているのは、iBTと呼ばれるインターネットを利用した方式です。ですが、場所によってはPBTと呼ばれる紙ベースの方式もあります。

そしてこれらを作っているのはETS(English Test Service)という非営利団体です。このETSはTOEICも作成している会社になります。

TOEFL iBTとTOEICの換算式はこのETSが作成している試験の換算式となります。

となると、公式に換算式がでているのか!と思うかもしれませんが、そんなことはなく、様々な情報を組わせて作成されている換算式です。したがって、作成者によりかなり異なります。

巷でよく見る換算式

ネットで調査をしてみるとよく見る換算式は以下です。

TOEICスコア*0.348+296=TOEFL PBTスコア

これで、TOEICとTOEFL PBTの換算ができます。この式は現在は消えているのですが、以前公式HPに載っていた換算式らしく、どうもTOEFL PBTとTOEICの得点の相関を取って得た近似式のようです。

そして、TOEFL PBTとTOEFL iBTの換算表がこの公式HPに載っています。

この2つの式と表を基に作成された換算表が以下のHPにあります。

この換算式って本当?

ここで、気になるのがこの換算式って本当に合っているのかということです。よくよく考えてみると、以下の点が気になります。

母集団が偏っている

TOEICとTOEFL PBTの換算式は、不確かな情報ですが、同一受験者の相関を取って作成した近似式との情報があります。そして、TOEFL PBTとTOEFL iBTの換算表もやはり同一受験者の相関を取ったものだとう情報があります。

もしそうならば、気になるのは母集団です。

TOEICは実はアジア圏で非常に多く受けられている試験なのですが、TOEFLの受験者に日本人はそれほど多くありません。すなわち、日本人以外が母集団に相当入っているのではないかということです。

日本人の英語の得意分野不得意分野と、スイス人の得意分野と不得意分野は当然違うことが想像できますので、もしそうならば、この換算式の精度自体か非常に怪しいものになります。

アウトプットがない

これはよく言われていることですが、TOEFL iBTとTOEIC、TOEFL PBTの最大の違いは、スピーキングとライティングがないことです。

すなわち、アウトプットのセッションが丸々ないのです。

先ほどの母集団の話につながりますが、TOEFL PBTは日本人にとって高いスコアを取りやすい分野になります。日本人が得意と言われるリーディングがあり、かつ苦手と言われるライティングやスピーキングがありません。逆に、TOEFL iBTはスピーキングとライティングがあり、日本人にとってはハードルが高くなります。

もし、TOEFL iBTとTOEFL PBTの換算表の母集団にヨーロッパ系の受験者が多く含まれていたら、日本人がPBTからiBTに換算するときには、ずいぶんと高めの値が出てしまうことになります。

英語の種類が違う

そして、とても基本的なことですが、TOEICとTOEFLはそもそも試験の目的が違い、どこまで相関がとれるか怪しいところがあります。

TOEICはビジネス・日常の英語を対象としているのに対し、TOEFLはアカデミックです。当然、用いる単語は異なり、TOEFLの方がより難易度は上がります。

例えばドイツ語などは比較的英語に近いので、ある程度専門用語でも近しい意味の単語で類推することができると思いますが、英語系の言語以外では話は全く異なります。

このように、英語の違いも換算をより不確かなものにしている原因だと思います。

実際にここが違う!

熊の経験からいうと、これらの換算式の論点は以下の通りです。

TOEIC 900点とTOEFL iBT 100点が同等
TOEIC 800点とTOEFL iBT 90点が同等

経験からいうと、TOEICで満点を取っても、TOEFL iBTで100はすぐには取れませんと思います。少なくとも熊は全然手が届きませんでした。熊がTOEIC 980点の時に、TOEFL iBTは89点だったので、やはりTOEICの得点が過大に評価されているように思います。

この理由は、上記にあげた理由によるものが多く、日本人にとっては不正確なものになると思います。

しかもその不正確な方向が、自分に都合のいい(=夢見がちな)方向なので、なおさら注意が必要です。

日本人にはこちらの換算式を!

熊が思う換算式で最も適当だと思うものは、以下の換算式です。

TOEFL iBT = TOEIC/10-10

これにしたがうと、TOEIC900点で、TOEFL iBT80点前後となります。ウェブTOEFLのこちらの記事にある数字とほぼ同じ感覚となります。

各セッションでの感覚をより詳細に詰めると、こちらの方の記事となります。やはり、TOEIC900点で、TOEFL iBT80点前後となるので、概ね合っているのではないかと思います。

まとめると

TOEICとTOEFL iBTの換算式、換算表についてお伝えしました。どうしても初めて受けるときは気になるものです。結果を受けた後も、慣れてないのか、実力が足りないのか判断に困ります。こんな時には換算式は便利です。

ですが、換算式で換算をしてみたところで、公式のスコアはでません。熊が強く推すのは、換算式はさっさと切り上げて、早めにTOEFLを受けてしまうことです。幸いなことに何度も受験はできますので、費用と時間を投資すれば、信頼のある公式結果が返ってきます。

TOEFL対策のお役に立てば幸いです。

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