熊のカリフォルニアMBA留学記

理系の熊がカリフォルニアで七転八倒したMBA留学の記録(ブログ)です

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TOEFL概要が具体的に分かる!目的、試験会場から申し込み方法まで

      2016/01/05

TOEFLとはTest of English as a Foreign Language の略で、英語圏の大学に留学する学生にとってはほぼ必須と言っていい試験です。MBAや他の学部でも入学の際にスコアの提出が求められ、それなりの点数を取得していることを求められます。

TOEFL対策シリーズとして、TOEFLの概要から対策、裏話までをお伝えしています。

今回は、TOEFLの概要、申し込みから受験場所、受験プロセスについての具体的な情報をお伝えします。

TOEFLの概要

何のために用いられる試験か

TOEFLはTest of English as a Foreign Languageの略で、簡単に言うと留学生の英語能力を測るための試験になります。多くの留学希望者がこの試験を複数回受けることになると思うのですが、その理由はTOEFLのスコアが実質的な足切に用いられるということです。

満点は120点満点で、リーディング、リスニング、スピーキングにライティングの4つの能力を測定されます。各分野で30点満点です。

学校や学部にもよりますが、学部に入学する場合、地方州立大学でIBT61点、中堅大学でIBT80~90点、アイビーリーグなどの難関大学でIBT100前後と言われています。ちなみにMBAではトップ校に行こうと思うと103点は欲しいところです。ハーバードやスタンフォードならば105は最低超えたいところです。

最近は、東大の大学院の入試の英語の代わりに用いられたりもしていますiBTの試験で、できれば60点、最低でも45点くらいは必要だと言われているようです。

どの能力を見ているのか

この試験で測定したい能力は上記の4能力です。リーディング、リスニング、スピーキングにライティングです。

TOEICとの最大の違いはスピーキングとライティングがあるということだと思います。リーディングとリスニングはいわゆる受験英語として、中学校から多くの問題をこなしてきていると思います。しかしながら、スピーキングとライティングというアウトプットに関しては、試験自体が初めてで、慣れるまでそれなりの練習時間が必要だと思います。

基本的に、留学を考える非英語圏の受験生を対象としているため、問題は大学に関連した話題となります。

リーディングでは、大学1年生レベルの教科書、例えば地球科学や歴史といった内容、リスニングでは、講義や教授との相談などが問題となります。

スピーキングも、同級生との会話や授業中での会話がトピックとなります。ライティングに関してはエッセイと小論文の基礎がしっかりとできているかを見られます。

そしてこれら4つの能力をコンピュータ上の試験問題で測定します。

誰が試験問題を作成しているのか

米国のNPOであるEducational Testing Service、通称ETSが試験を作成しています。このETSはTOEICの問題も作成している組織になります。

現在、日本ではPrometricというアメリカのテスト実施会社が運用を行っています。

TOEFLをどうやって申し込むのか、持ち物は

一般的なのはウェブでの申し込み

TOEFLを受けるために、まず初めに行わなくてはならないのは、TOEFL受験の申し込みです。

こちらの公式ウェブサイトから申し込みをすることができます。

Step1. プロファイルの作成
申し込みをする前に、まずマイアカウントを作成します。

このアカウントを通して、試験の申込、スコアの確認、大学へのスコアの送信などを行います。

幸いなことに、アカウントの登録では日本語で行えるので、英語はまだこれからだという方でも安心してアカウントを作成できます。

Step.2 TOEFLの申し込み

多くの方が、オンラインで申し込みをするので、あまり知られてないかもしれませんが、実は郵送や電話でも申し込みができます。

オンラインならば、クレジットカードおよびペイパルで支払いが可能です。

郵送ならば、クレジットカードおよび国際郵便為替、送金小切手を用いることができます。また、電話ならばクレジットカードのみ可能となります。

特に理由がなければオンラインが最も便利かと思います。

受験会場の検索では、落ち着いて受験会場を選ぶことができますし、支払いの記録や受験会場の情報などもすべてオンラインで確認をすることができます。

一度は規約に目を通しておこう!

こちらの公式サイトに規約(Bulletin)があります。何度も公式サイトで強調されていますが、基本的にすべての必要な情報はこちらにまとめてあります。

英語で書いてあるのでついつい読むのが億劫に感じるのですが、これから英語の試験を受けるのです。英語であっても、一度は目を通しましょう。

絶対に忘れてはいけない持ち物

絶対に、絶対に、絶対に忘れてはならないのは身分証明書です。

そして、持っているならば、とにかくパスポートが安全です。

非常に大事なので、もう一度言います。

パスポートです。

こちらで最新の情報を自分の目で確認をしていただきたいのですが、引用すると以下のように書いてあります。

1. パスポート (1点のみで有効)
2. Confirmation of Identity Letter + 日本の運転免許証 (2点で有効)(作成身分証明書)*1
3. Confirmation of Identity Letter + 写真付住民基本台帳カード (2点で有効)(作成身分証明書)*1
4. 学生証*2(写真・サイン付) + 日本の運転免許証(2点で有効)
5. 学生証*2(写真・サイン付) + 写真付住民基本台帳カード (2点で有効)
*1 ETSが規定する所定の項目が記載されていること。(サンプルはこちら) 発行元は在学中または卒業した学校教育法第一条で定める学校(小、中、高等学校、大学等)であること。専修学校及び各種学校が発行するConfirmation of Identity Letterは対象とならない。
*2 学生証にサインが無い場合、学生証発行元で問題にならなければ、その場で消えないペンでサインすれば有効。 学生証は、中学校、高等学校、高等専門学校、大学、公的機関が設置する職業訓練校、都道府県知事が認可する専門学校が発行するものに限る。

パスポートならばそれ一つで受験できるのですが、免許証は他のIDを組み合わせなければ有効でないのです。

そして、ほかのIDは取るのにひと手間かかるものが多い、あるいはサインが必要など、万が一の場合受けられない可能性があります。

熊が受験したときには、幸いにしてパスポートを持っていたのですが、入り口で泣きじゃくる受験生を毎回のように見ていました。

わざわざ遠地からきたのです!や、これで受験できないと留学に間に合わないのです!といった訴えを受付で聞くのですが、残念ながら受けられないのです。

また、パスポートでなくでも、ほかの身分証明書と組み合わせればいいやと思っていて、写真やサインがない証明書ということもあります。実は熊も一度やっていて、時間と一回分の試験料を無駄にしています。

ですので、パスポートを持って行くことをお薦めします。

他に持って行くことをお薦めするのは、以下のアイテムです。

  • 耳栓
  • 甘いもの
  • 試験会場までの地図
  • 試験の確認メール

熊は耳栓を必須と思っています。TOEFL iBTではスピーキングの試験があるため、試験途中で隣の人が突然しゃべり始めます。大抵の人は耳栓をしていても気になると思います。ヘッドフォンもしていますが、それに加えて、耳栓で少しでも緩和しましょう。

甘いものもお薦めします。TOEFL iBTは4時間の長丁場の試験です。途中の休憩で脳が必要とする糖分の補給は欠かせないと思います。

意外と初めての場所に行くときにリスクとなるのが、迷子です。初めての場所では試験会場まで時間通りにつけない可能性があるので早めに出ること、地図を持つことをお薦めします。

そして、試験の確認メールです。まず間違いなどないと思いますが、何かトラブルがあったときに確認メールは自分の身を守ってくれるものとなります。

TOEFLを受ける場所

早めに良い場所の確保を

TOEFLは非常に厳しい基準で品質を管理された試験の一つであると言えると思います。しかしながら、試験会場についてはまだ品質が一定であるとは言える状況ではありません。

熊も様々な場所に試験を受けに行きました。茅場町の試験センターに、御茶ノ水の試験センター、早稲田大学に、一度は栃木まで特急に乗って受けに行ったこともあります。

この経験から言えることは、試験センターの場所は極めて重要だということです。

熊が受けたある場所では、プレハブの部屋で近くの工事の音がうるさく、かつ空調が不十分という状況でした。部屋も決して広いものではなく、トイレなども綺麗とはいいがたいものでした。
逆に極めて近代的な建物で、空調完備、音の問題もなく、荷物を預けるロッカーもあり、スペースも十分でPCも最新という理想的な状況で受けられる会場もあります。

では、どの会場がいいのか?となりますが、こちらのウェブサイトでは口コミでTOEFLの試験会場の口コミを見ることができます。

熊のお薦めはお茶ノ水テストセンターと、横浜駅西口テストセンターです。空調、防音、ロッカー、スペース、PCとほぼ理想的な状態で受けることができます。試験会場の近くに喫茶店などもあるので、念のために早めに行って準備をすることなどもできます。

御茶ノ水試験テストセンターは最近できた会場で、建物もとてもきれいです。

試験会場の空きは毎日チェックすべき

試験会場の空きは、日々変動しています。もし自分がすでに受けたい場所で受けたい日程で予約ができているならば問題ありませんが、それがかなわない場合もあります。

その場合は、ただひたすら毎日チェックします。そして希望の試験会場が空いていれば、すかさず予約を入れましょう。

電話で申し込んでみるという手も

それでも、希望の場所がない場合、あるいはどうしても期日ギリギリで、すぐに受けないといけない場合は、電話で申し込んでみると良いかもしれません。

基本的にはオンラインでの予約をお薦めしますが、電話ならば試験の空き状況などがよりリアルタイムでわかるとの噂があります。

TOEFLを受けるときの状況

TOEFLを受けるときは、一人1台のPCにヘッドセットをもって向かう形となります。

ちょうど、ヘッドセットで音楽を聴きながらPCで仕事や勉強をしている状況と同じとなります。

場所によってはノートPCの場合もあります。4時間の間PCを見続けるならば、ノートよりもデスクトップPCの会場の方が良いと思います。

隣の席との間隔は会場によります。机が離れているところもあれば、大きな机を2~4人で共有している場合もあります。共有の場合は、机が他の受験者によって揺らされる場合があります。

また、大抵の会場では、PCの間に衝立があり、視線が交わらないようになっています。ただし、衝立の高さや強度は会場によって異なります。簡単な小さなボードで仕切ってある場合があれば、金属でしっかりと仕切ってある場合もあります。

試験当日の流れ

それでは、TOEFL iBTを受けるときの一日の流れを実際に追ってみましょう。

試験前日~出発まで

まずは前日ですが、しっかり寝てください。このとき、目覚ましをかけるのを忘れずに。

そして、試験会場には最低でも30分前には到着してください。公式ウェブサイトには30分前に到着するようにとあります。実際には30分前でなくても大丈夫な場合が多いと思いますが、何かあった場合に言い訳を聞いてもらえない可能性もあります。

熊は常に1時間程度前にはついて、そばの喫茶店で時間調整と最後の見直しをするようにしていました。

1時間前というのは、見直しをすることができ、かつ電車などで遅延があっても何とか間に合うだろうという時間です。

試験会場に到着して受付&書類

試験会場に到着すると、まずは受付を行います。

大抵の場合は、建物の入り口にTOEFL iBT試験会場という看板が出ています。ただ、TOEFLの試験は土日なので、建物が休みである場合があります。その場合は、裏口から入ったりするケースもあり、ちょっと迷ってしまうこともあるので、やはり早めに到着をお薦めしています。
受付で、身分証明証を提示し、誓約の書類に記入します。

これは、記入欄の上に書いてある英文をそのまま写してサインをするだけです。英文の内容としては、複製したり、第三者に問題の情報を流しませんといったことを誓約しています。

書類を提出すると、試験の部屋に移動となります。

もしロッカーがある場合は、ここでロッカーに荷物をいれましょう。この後必要なものは身分証明書のみです。筆記用具などは持ち込み禁止です。ただし、ハンカチや目薬、耳栓は持ち込むことができます。

入室してから上半身の写真撮影

試験の部屋の前で順番を待ち、いよいよ入室となります。

入室した後には、再度身分証明書と本人の確認を行い、上半身の写真撮影となります。ここで撮った写真が、試験結果の書類に用いられます。

テスト リーディング&リスニング

いよいよテストの開始です。まずはリーディング、そしてリスニングとなります。入ってみてびっくりするのは、試験会場なのに、しゃべっている人がいるということです。

試験が始まると最初にPCやヘッドセットの確認のセッションが始まります。このときに、マイクの設定確認として、“Describe a city you live in”という質問に答えます。多くの人が、ひたすら“I live in Tokyo, I live in Tokyo, I live in Tokyo,”と繰り返すので、初めて見ると異様な光景に見えるかもしれません。

PCやヘッドセットの確認が終わると、いよいよ試験です。

休憩

リーディングとリスニングが終わると、休憩に入ります。このとき、ほかの受験者と話しをすることはできません。また、携帯を見ることもできません。ですが、トイレと食事をすることは可能です。このときに、甘いものを食べて、脳に栄養をあげましょう。

テスト スピーキング&ライティング

そして後半戦のスタートです。

スピーキングとライティングとなります。リスニングの途中からすでに周りでスピーキングを始めている人がいると思います。今度は自分がその中に加わる番です。

それが終わると今度はライティングです。キーボードを必死でたたいてエッセイを2つ仕上げます。

TOEFLの結果

概ね10日から2週間程度で、結果がわかります。結果を閲覧可能になると、申し込みの時に設定したメールアドレスに連絡がきます。

再度自分でウェブサイトにログインし、結果の閲覧をします。

結果は各セクションのスコアと合計のスコアが表示されます。

ここで、ぜひともPCを前にガッツポーズしたいですね!

まとめると

TOEFLの概要について、目的、試験会場から申し込み方法まで具体的にお伝えしました。

  • TOEFLの概要と持ち物
  • 申し込み方法
  • 当日の流れ

TOEFL受験のお役に立てば幸いです。

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