熊のカリフォルニアMBA留学記

理系の熊がカリフォルニアで七転八倒したMBA留学の記録(ブログ)です

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主要な国内MOT校を比較!選ぶポイント【まとめ】

      2016/01/05

MOTの受験を決意して、次に気になるのはどの学校に行くのか、ですよね。

以前の記事でも指摘した通り、MOTの制度がまだ歴史が浅く、学校も百花繚乱状態です。そんな中、どの学校に行くかをどのようにして決めるのかは非常に重要な問題です。

MOTシリーズのとして、国内、海外を含めたMOTとMBAの比較などを行ってきました。今回は国内のMOTの学校の比較を行いたいと思います。

何をポイントに学校を選ぶか。条件の整理

行きたい学校に行ければ何も行くことはありません。

しかしながら、現実的には行ける学校は限られてきます。MOTを志す方の多くは社会人が多いと思います。費用の面がネックになる場合もありますが、それよりも時間や場所が大きな問題になる場合があります。

そこで、まずは学校の条件の整理を行いたいと思います。

会社はどうしますか?どの時間帯に学校に通うのか?

一番効いてくる条件は、当たり前ですが、今の会社を辞めるかどうかです。

ほとんどのMOTは社会人を対象としているため、平日の夜間と、土日に授業が組まれている場合がほとんどです。しかしながら、例えば慶応ビジネススクールのMBAをMOTの変わりに行きたいとなると、全日制になり昼間に学校に行かなくてはなりません。

これで一部の学校の選択肢が消えてしまいます。

実は一番効いてくる条件。立地

続いて聞いてくる条件が、立地です。

東京の都心に勤務していればそれほど選択肢は狭くなりませんが、東京の郊外に住んでいる場合、あるいは地方に住んでいる場合には選択肢がぐっと狭くなってしまいます。

多くのMOTの大学は、大学の本部があるキャンパスとは別にサテライトキャンパスを都心に持っています。このキャンパスで授業が行われるので、都心に住んでいる場合は、多くの選択肢を持つことができます。

しかしながら、郊外に住んで勤務地も都心から遠い場合、選択肢が一部削られてしまうかもしれません。

例えば、千葉市に勤務している場合、都心に行くまでどうやっても小一時間はかかってしまいます。仮に授業が18時半から始まる場合、17:30には遅くとも会社を出る必要があります。会社の定時の時間にもよりますが、結構厳しいですよね。

これを一年から二年続けるのです。会社側にもそれなりに協力をお願いしなくてはならないと思います。

これが大手町勤務だと、もう少し余裕をもって授業に参加できるようになります。

また、地方であってもそれなりに立地は重要です。例えば九州大学のサテライトキャンパスは博多駅の側にありますが、いくら博多でも郊外である場合、授業前に到着するのはそれなりに厳しい時間設定だと思います。

このように、どんなに行きたい学校があっても、社会人にとっては通うことができるか同課が重要な要素となります。

何年で終わらせるかと費用

何年で終わらせるかもそれなりに重要な条件です。

意外かもしれませんが、MOTの多くは2年ですが1年で終わるプログラムを提供している学校もあります。

やはり社会人にとって時間はとても貴重な資産です。仮に子供や家族がいる場合は、仕事以外をすべて勉強に使えるわけではありません。

できることならば一年で終わらせたいと思う気持ちはよくわかります。

またどのくらいで終わらせるかは、当然費用にも跳ね返ってきます。学校により授業料は異なりますが、やはり短いほうが費用は低めに抑えられる傾向にあります。

社費の場合は、費用はそれほど気にしなくても良いかもしれませんが、私費の場合はやはりどのように資金繰りをするのかは考えなければならないところです。

学校によっては奨学金の支援をしてくれたり、無利子や無審査で融資をしてくれるところもあります。そういった制度を確認したうえで、費用を考慮する必要があると思います。

そしてどの学位が欲しいか

人によっては全然気にならないかもしれませんが、人によっては気にすると思う学位の話です。

現在、MOTで取ることができる学位には様々あります。

技術経営修士(専門職)が多いと思いますが、場所によっては修士(経営)などの場合もあります。

もし学位の種類のこだわり、もしくは社費の場合で制限がある場合は、条件の一つになると思います。

修了後の就職先

MOTでもMBAでも学んだあとに重要なのは、その後の就職先です。

転職をしない人ならば対して気にはならない要素かもしれませんが、転職を考えている人には重要な要素です。

MOTではやはり製造業に就職する方が多い傾向にありますが、学校によってはコンサルや金融系に就職する割合が多いところもあります。

しっかり調べて、キャリアアップに生かしたいですね。

条件を満たした学校のうち、どこに行きたいか

上記で行きたい学校を考える前に、選ぶことができる学校(条件を満たす学校)を考える必要があることを示しました。

それでは、MOT協議会が、国内MOTの学校の比較を行ったものがこちらにありますので参考にしてください。

MOTの比較 -MOT協議会

上記のリンク先で比較されている学校一覧

  • 芝浦工業大学
  • 東京工業大学
  • 東京農工大学
  • 東京理科大学
  • 日本工業大学
  • 早稲田大学
  • 山口大学
  • 九州大学
  • 長岡技術科学大学
  • 新潟大学

どうでしょうか? 現実的に考えてみると、意外と選択肢は少ないかもしれません。

それぞれの学校の特徴を見てみる

熊個人が思う各学校のポイントです。

 芝浦工業大学 工学マネジメント研究科

    • MOTの先駆者的存在で、ノウハウを持っている学校だと思います</li>
    • 「環境・エネルギー」「先端技術企業化戦略」「システム マネジメント」の工学系専門領域
    • 英国のImperial Collegeと提携関係にあり教育交流をしているそうです。

 東京工業大学 イノベーションマネジメント 研究科

    • 一年に短縮する制度があります
    • (難易度はわかりませんが)入試に英語の試験があります
    • CTOやCEOになり得る人材の育成を目指しているそうです
    • ウェブで調べても出てくる情報が若干少なめです

 東京農工大学 技術経営研究科 技術リスクマネジメント専攻

    • 「先端機械」「 情報 」「 バイオ」「 環境・材料」の専門分野
    • eラーニングシステムの採用で遠隔授業、自宅でのビデオ授業が可能です
    • 小金井/田町の dual campusで通えます

 東京理科大学 総合科学技術経営研究科

    • MIP(知的財産戦略)のプログラムも提供しています
    • 1年の短期集中コースがあります。
    • 科学―市場―技術の一体を目指しているそうです。

 日本工業大学 技術経営研究科

    • 1年の短期集中コースです。
    • 中小企業経営者コースでは、中小企業の経営者を対象とした教科
    • プロジェクトマネジメン トコースでは、企業のマーケティング担当者の育成
    • 技術起業戦略コースはアントレプレナーを対象として授業を提供しています

 早稲田大学 アジア太平洋研究科 国際経営学専攻

    • CTO、R&D部門の幹部候補者を育成することを目指しているそうです
    • 授業は英語・日本語いずれでも選択可能です
    • e-ラーニングも導入されています

 山口大学 技術経営研究科

    • 首都圏外初のMOTスクールです
    • 地域中小企業の経営支 援人材、経営者予備軍の育成を目指しているそうです
    • 地域中核企業のCTO支 援人材、CTO予備軍の育成の育成を目指しているそうです

 九州大学 経済学府 産業マネジメント専攻

    • 学位が経営修士(専門職)となり、経営学を学びやすくなっています
    • 入試の二次試験に英語インタビューがあります
    • e-ラーニングも導入されています

 長岡技術科学大学 技術経営研究科

    • システム安全専攻ということで、国内外の安全規格・法規に関する体系的な知識を得られます
    • e-ラーニングも導入されています
    • 入試にシステム安全に関する小論文があります

 新潟大学 技術経営研究科

  • 新潟地域企業の経営品質を持続的かつイノベイティブに向上させる能力とスキルとを有する高度技術管理者と事業後継 者・高度経営管理者の育成を目指しているそうです
  • 入試に筆記試験(英語)があります

まとめると

MOTスクールに入学するにあたって考える必要があることをまとめました。
前提条件として、立地、年数、費用、学位をチェックする必要があります。
代表的なMOTスクールの比較をおこないました。

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