熊のカリフォルニアMBA留学記

理系の熊がカリフォルニアで七転八倒したMBA留学の記録(ブログ)です

*

【GMAT対策】Math対策 甘く見て痛い目も。700以上を目指すには

      2016/01/05

GMATで多くの日本人が苦労するのはVerbalと言われています。実際、熊もVerbalには非常に苦労し、GMAT=Verbalと思ってしまうほどです。ですが、たとえ数学で得意であっても気を抜くことができないのが、Quantitative、通称Math(マス)です。700を超えようと思うと、どうしても51点満点中の50が欲しくなります。なぜなら、Verbalで1点を確実に上げるよりも、Mathで1点を確実に上げるほうが簡単だからです。

前回までは、GMATの概要、予備校の比較から、Verbalの各セッション対策についてお伝えしてきました。今回は、Mathの対策についてお伝えします。

700を超えるなら、高得点の50は欲しい!

正式名称はMathではなくQuantitativeです。なぜか皆さんMathと呼ぶのですが、正式名称はQuantitativeです。

その内容は、いわゆる数学の問題と、Data Sufficiency というあまり見慣れない形式の問題です。数学の問題は中学数学まで学んでいれば知識としては十分です。どちらかというと、有名私立の高校・中学入試のような知識よりは発想を見るような問題が多いと思います。

ちなみに、電卓の持ち込みは不可です。メモは取れるので、そこで筆算はできます。

時間は75分で37問です。すなわち、1問約2分程度です。

良くネットでは、Mathは日本人にとっては容易だから、それほど時間をかけなくてもよいという意見を聞きます。

基本的には熊もその意見に賛成です。Verbalでは35点を取ろうと思うと非常に大きなエネルギーと時間をかける必要があります。しかしながら、Mathはその何分の一、人によっては何十分の一の時間で済んでしまいます。それぐらい、日本で数学を学んだ人にとってはVerbalに比べるとMathは容易です。

ただし、700点以上を目指す方は、少し気を付けなければならいと思います。

Math  Verbal
48(76%) 38(84%)
49(81%) 37(81%)
50(89%) 36(79%)
51(97%) 35(74%)

何度も出てきていますが、700点を超えようと思うと必要なMathとVerbalの組み合わせです。Mathが50点ならばVerbalは36点で済みますが、対策をおろそかにすることでMathで48点しか取れなかった場合、Verbalは38点必要になります。

この2点は非常に大きいです。

Verbalで48点を50点を取ろるために勉強をすれば、かなりの確度で50をとれるようになります。ですが、Verbalだとそれが難しいのです。

ですので、決して理系で得意だからということで、甘く見たりせず十分な対策を行うことをお薦めすます。

GMATにつきまとう時間管理ーMathの場合

人により大きく異なりますが、GMATの試験ではMathであれ、Verbalであれ、いつも余裕ですよという人は少ないと思います。Mathでも正答率を高めるように受けると、時間に余裕はないと思います。

そこで時間管理が必要になってきます。

上記のとおり、1問当たりの時間は2分です。熊はどんなに粘っても最大3分だと思っています。

熊は、Verbalの時と同様、問題を解く時には、まず初めに10問ごとの目標時間(20分)と、各問題を解き終えたときの時間を書くようにしていました。この時間を見比べることで10問毎に、自分が遅れているのか貯金ができているのかを判断することができます。また、一問毎に記録を残しているので、あとでどのパターンの問題で時間がかかるのかを判断することもできます。

元々数学が得意な方(理系?)向けの短期集中コース

元々数学が得意な方向けのお薦めステップです。早ければ1~2週間でできてしまう内容だと思います。

    1.通称マスアカ(International Math Academy)のテキストを手に入れる
    2.マスアカで英語の表現を確認する
    3.マスアカでData Sufficiencyの部分だけをやってみる
    4.Prepを受けてみる → 自分の力を確認
    5.マスアカを3周して正解不正解を確認する
    6.いつも間違えるパターンの問題を練習する
    7.再度Prepを受けてみる

まず、下記でも紹介しているInternational Math Academyのテキスト2冊を手に入れます。教材だけにしては値が張るなと思いますが、熊はそれだけの価値がある濃厚なテキストだと思います。

この中に、英語表現集があるのでこれを英単語と同じように覚えます。数学が得意だと思っているとおろそかにしてしまいがちですが、分数の表現、英語での質問の仕方など、所見だとドキッとするものもあります。焦らずに一度時間を確保して、確認をすると良いと思います。

続いて、Data Sufficiencyの問題をやります。多くの方がやったことがないタイプの問題なので、何を答えればよいのか、答えを導き出すための最短の思考パターンは何なのかを探ります。

その後、Prepをやってみます。ここで51が出る方は素晴らしいです。ですが、時間管理が難しかったり、意外にひっかけ問題に引っかかったりして、50以上とれないこともあります。

その場合には、マスアカの練習問題を3周ほど繰り返し、正誤を確認することで自分の弱点を確認します。熊の場合は、ひっかけを見抜けてないことが何度かあることと、整数問題に手間をとることがありました。

最後に7のPrepで再度確認です。50以上でなければ、5~7の繰り返しです。おそらく20~50時間も勉強すれば、確実に50点を超えて取れるようになると思います。

熊は特に以下の点を注意して勉強していました。

  • 時間を早めるためには、どの方法が最短かを常に考える

GMATの試験は5択で、具体的な数字で答える必要はありません。言い換えるならば、答えが5択のうちのどれかわかれば、具体的な数字を計算する必要はありません。

また、ほかのアプローチとしては、答えを計算するのではなく、選択肢の数字を入れて、具体的に計算したほうが早いときもあります。

このように、最短で正解を導き出すことに重きを置いて勉強をすると良いと思います。

熊は、ただ正解を出すのではなくこの最短で正解を出す方法にこだわるようになってから、クイズのように感じられてMathは逆に大好きになりました。

あまり数学が得意でない方(文系?)

Math、実はあまり得意ではないよ、という方もいると思います。

そのような方には、まずは基礎を思い出すところからお勧めします。

基本的な流れは上記の数学が得意人とほぼ同様ですが、最初に数学の基礎固めが入ってきます。

    1.日本語で数学の基礎固め
    2.マスアカで英語の表現を確認する
    3.マスアカでData Sufficiencyの部分だけをやってみる
    4.Prepを受けてみる → 自分の力を確認
    5.マスアカを3周して正解不正解を確認する
    6.いつも間違えるパターンの問題を練習する
    7.再度Prepを受けてみる

1の日本語で数学の基礎固めについては、Data Sufficiencyの問題は入ってきません。Problem Solvingについて、独学でお薦めなのは、以下のテキストです。このテキストでできない問題のみを繰り返し行うことをお薦めします。

基本的には、これで大抵の問題はカバーできると思います。ですが、まだまだしっかり問題演習をやりたい、より効率的に学習をしたいという方は、予備校の利用を考えても良いかと思います。もし予備校に通った場合、1~3まではカバーできます。

総合型の予備校は、VerbalとMath両方を統合したパッケージや、Mathのみのクラスもあります。また、Mathでは非常に評判のよりテキストであるマスアカも授業を行っているようです。こちらの利用も考えてよいかと思います。

予備校を利用しない方は、Data Sufficiencyの問題をやっていませんので、マスアカで解法と特徴を学びます。

その後は数学が得意な方と同じく、自分の弱点を探して、それを潰していくことです。

まとめると

Math対策についてまとめました。
一般にMathは日本人には簡単といわれていますが、700点を目指す方は50以上をしっかりとれるようになる必要があります。この目標を短期間で達成するためのお薦め勉強法を紹介しました。

  • マスアカで英語表現になれる
  • Data Sufficiencyの問題になれる
  • マスアカで自分の苦手パターンを見つける&潰す
  • Prepで時間配分の練習をする

GMAT高得点のお役に立てれば幸いです。

 - GMAT, MBA受験 , , , , , , , ,