熊のカリフォルニアMBA留学記

理系の熊がカリフォルニアで七転八倒したMBA留学の記録(ブログ)です

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【MBA受験】学校選びの決め手 キャンパスビジットのすすめとチェックポイント 

      2016/01/05

MBAの受験を決めたら、どの学校がいいかと色々考えると思います。

ハーバード、MIT、スタンフォードといた超有名校から、金融系に強いシカゴやウォーン、アントレプレナーにつよいバブソンなど、様々な特徴を持った大学があります。

そこで気になるのは、どの学校が自分に合っているのだろう?ということだと思います。

今の世の中、ウェブサイトで調べれば、どの学校がどのような特徴を持っていてということは分かります。ちょっと頑張れば、口コミの評判も得ることができます。更には、その学校の卒業生と会う機会があれば、間接的ですが雰囲気を感じることができます。

ですがこの学校が自分に合っているかどうか、最後の判断をするのはキャンパスビジットではないかと思います。

あえて断言すると、数字で見るよりもずっと、肌感覚で合う、合わないがハッキリと分かります

そこで、キャンパスビジットについてまとめたいと思います。

いつ行く?キャンパスビジット

これについては、色々な意見があると思います。熊個人がお勧めするのは、出願する年の秋で、行けるときに行けばよいと思います。
というのは、出願間近の冬になればなるほど、時間の確保が難しくなります。そのような忙しい時期に無理していくのだったら、多少早くても行ける余裕があるときに行ったほうが良いと思います。

具体的には、出願する年の夏休みだと比較的早い方だと思います。ただし、夏休みなので、クラスビジットができない場合が多いです。

実際に多いのは、秋から冬にかけてです。秋ですと、クラスビジットなども提供されており、かつ時間に比較的余裕がある場合が多いです。

もう一つあるパターンは、出願後に現地インタビューと合わせてビジットする方法です。
実際にはインタビューの招待が来ていなくても、思い切っていくことでアピールできる場合や、インタビューしてもらえる場合があるそうです。

キャンパスビジットだけでなく、他の説明との一貫性が大切

熊が思う情報収集でのポイントは以下のとおりです。

  • ウェブサイト、アドミニ、在校生の言うことに一貫性はあるか
  • 学校の改善点が何かを理解しているか

ビジット以外での説明との一貫性があるかが熊は最も重要だと思います。

逆の立場になればわかると思うのですが、学校側は基本的に優秀な学生に入学してほしいと思っています。ですので、当然ポジティブなことを言う傾向にあります。また、ウェブサイトも現役生も同じ目的を持っています。

ですので、例えば「学校はコンペティティブですか、それともコラボレーティブですか」と聞いて、ウェブの情報、アドミニのコメントが「コラボレーティブだよ」と言って、現役生と自分の感じ方が「コンペティティブ」だと感じていたら、説明と実際が異なるということです。つまり、あまり意味のない情報だいうことだと思います。

これが一貫性が重要だと思う理由です。

続いては、改善点についてです。

当たり前ですが、どんな学校でも改善点や課題はあるはずです。それは例えハーバードであっても、必ずあると思います。多くの場合、長所の裏返しであることが多いと思いますが、質問した時に的を外した改善点を指摘した場合、再度確認をした方が良いと思います。

例えば、選択科目を多く選べる学校というのは、概して大きな学校です。したがって、比較的、生徒と教授との距離が遠くなる傾向があります。逆に小さな学校は教授との距離も近くなりますが、その分選択科目の数は少なくなるかもしれません。

伝統的な有名校は、それだけ卒業生の既存企業へのネットワークが強く就職に有利ですが、その分新しいことにはやや不慣れかもしれません。その逆もしかりです。

このように改善点や課題をみると、その裏返しで長所を再確認することができると思います。

将来の自分はここに。クラスビジットで授業を実感

キャンパスビジットをしたならば、ぜひともクラスビジットをしてください。多くの学校で受験生を対象に行っていて、実際の授業を体験することができます。

その内容に感動し、更にモチベーションを高めてくれるかもしれません。
あるいは、クラスサイズの大きさに圧倒されるかもしれません。
もしくは、自分の英語に自信をなくしてしまうかもしれません(これは熊です)。

それではクラスビジットのチェックポイントを見てましょう。もちろん、一回のビジットですべてがわかるとは思いません。ですが、ウェブ上で、留学生比率などの様々な統計データを見るより、ずっと実感を持って理解できるはずです。

人によって違いはあると思うのですが、熊がビジットをしたときのチェックポイントは以下の通りです。

クラスの雰囲気について

  • 留学生比率はどの程度か=ウェブで見た数字を体感してどう感じるか
  • 学生間のコミュニケーションは活発か=コラボレーティブかコンペティティブか
  • 授業中の生徒の発言はどうか=質問やコメントの質は高いか
  • 教授の授業の質はどうか=自分で投資して後悔しないような授業を受けられるか

クラスサイズについて

  • 教授と学生の距離=教授から直接プロジェクトなどのフィードバックを受けられるか
  • 選択科目の授業数はどの程度か=自分の取りたい分野の授業は十分な数あるか

アドミニとの個別インフォセッション

チャンスがあれば、とにかく話を聞くべし!

出願をすると決めていてもまだ迷っていても、可能ならばアドミニと意見交換をする時間を設けてもらうべきだと思います。

もし、既に出願をしてインタビュー待ちでしたら、アドミニにわざわざ日本から来たというアピールになります。もし運がよければ、そのままインタビューをしてくれる可能性もあります。

仮に出願前だとしても、これから出願することを前提として積極的に話を聞いておくべきだと思います。何より、アドミニと自分が考えていることがしっかりマッチしているかどうかを確認する最良の機会です。

学生が持っていない情報もある。インターン、就職活動実績

アドミニともう一つ確認しておきたいのが、就職関係の支援と実績です。

表に出てきにくい情報なので、アドミニに聞くのが一番確実な方法だと思います。

就職率や就職先、昇給率などの就職に関わる数字は、学校のランキングに大きな影響を与えるため、どの学校でも必死に対策を行っています。その支援策や実績をじっくり聞いておくと良いと思います。

また、クラブ活動についても確認しておいたら良いと思います。様々なクラブがありますが、クラブの多くは就職に関連するようなクラブです。例えばファイナンスクラブは、将来金融系に行きたい人が活動するクラブで、クラブ活動を通じて人脈や知識を広げていきます。

関連機関、地元企業との結びつきも

アドミニと話をするときには、学校外のリソースについても確認してみましょう。

他のリソースとは、具体的には、関連学部や関連研究所、周辺企業などです(詳しくは、学校説明会の記事で説明しました)。

キャンパスビジットでは、これらを実際に見るチャンスがあるかもしれません。関連学部や、関連研究施設、周辺企業については、コンサルプロジェクトや卒業生とのネットワークなど、アドミニが特に良く知っていると思います。もし興味があれば、どのような活動を一緒に行ってきたか、実績があるかを直接確認すると良いと思います。

施設見学

施設見学は、とても楽しいと思います。

自分が将来このキャンパスで、ここに座って勉強するのだとイメージするとワクワクしてくると思います。特にMBAの建物はビジネスプロフェショナルを育てる機関として、他の学部の建物に比べて立派なものであることが多いと思います。もちろん、ほとんどの学校で無料のWifiは飛んでいますし、コンピュータ関係の機器も最新のものが整えられていることが多いです。

見学をした場合は、クラスルーム、生徒のラウンジ、スタディルームなどを見学できると思います。

クラスルームは、まさに毎日の勉強の場です。一年で何百時間もこの空間で過ごします。

そして生徒のラウンジは、生徒間の社交場です。休憩したり、談話をしたりすることはもちろん、ちょっとした打合せや、待ち合わせ場所としても便利です。もしかしたら、一生の友人をここで見るけることになるかもしれません。昼ご飯を家から持ってきたならば、ラウンジで食事をとることも多いと思います。

そして、スタディルームはグループディスカッションの場です。ここでああでもない、こうでもないと、議論を重ね、質の高いアウトプットに仕上げていきます。PCディスプレイやホワイトボードが準備され、いつでもディスカッションは開始できます。

特に家族がいる方は要確認。周辺環境

何はなくとも治安

奥様そして子供がいる方にはこれは非常に重要な問題だと思います。

ちょっと歩けば、一見すると危険に見えない通りでも、意外と犯罪率が高いということがあり得ます。ましてやアメリカの生活に慣れないうちは、なおさら注意をする必要があると思います。こういった治安のデータはインターネットで検索するとかなり詳しく見ることができます(Spot Crime)。ですが、やはり自分の目で見て雰囲気を感じとるということも重要だと思います。

車も重要なファクターです。アメリカの北では雪の上を運転しなければならないかもしれません。あるいは、ニューヨークなどの大都市では、車なしの生活も可能かもしれません。実際に家族が生活するうえで、車は必要かどうかをしっかりと確認する必要があると思います。

教育

そして子供がいると気になるのは、子供の教育です。

どのような保育園があるのか、幼稚園があるのか、小学校はどうかなど、確認をすることは数多くあります。中には、外国人が非常に多く、先生も慣れているような幼稚園もあれば、外国人が比較的少なく不慣れなところもあります。もちろん、価格もかなり違います。周りに、日本人で同じくらいの子供がいる家庭がいれば、良いアドバイスを貰えるかもしれません。

また、2年とはいえ、子供に日本語教育をしっかりさせたいのならば、日本語の補習を行ってくれる学校もあります。地元のフリーペーパーやインターネットでも情報は手に入りますが、やはり口コミも重要な情報源だと思います。同じくビジットした時に、似た家庭環境の人に確認すると良いと思います。

病院

そして何かあったときに気になるのは日本語が通じる病院があるかどうかです。MBAの留学生本人ならば、なんとかなると思いますが、急に何かあった時には、日本語が通じる病院があったほうが安心です。

日系スーパー&レストラン

スーパーやレストランも、やはり日系があると非常に助かります。どうしても日本食が恋しくなったときに駆け込むことができるのは、安心です。日系があれば理想的ですが、韓国系や中国系でも意外と日本の食材が手に入ることもあります。

住宅

2年間過ごす我が家です。会社の補助制度などにもよりますが、セキュリティのための二重ゲートがあって、治安が良くて、学校と病院が近くてなどと条件を考えると、みなさん比較的同じような地域に住むことが多くなると思います。もし可能ならば、現役生に部屋の感じと家賃の目安を聞いておくと、実際に住むイメージが湧きやすいと思います。

ビジットのための準備

いいことづくめのキャンパスビジットですが、当然準備が必要となります。それが費用時間です。

特に時間は、なかなか難しいと思います。ビジットする学校数にもよりますが、最低4日から10日程度は必要です。私費の方ならなおさら、仕事の調整が難しい場合が多いと思います。

そして費用です。できる限り複数の大学を見学したいので、当然飛行機の代金やホテル代がそれなりにかかります。移動も車が無い場合、どうしてもタクシー移動が多いので、それなりの出費を覚悟しておく必要があります。

まとめると

MBA受験の際に、行く学校の決め手となるキャンパスビジットについてまとめました。
キャンパスビジットにもし行けたならば、肌で自分がその学校に合うかどうかを確認することができます。
タイミングについては、後になるほど難しくなるので、行けるときに行ったほうが良いと思います。ただし、インタビューを現地で行うつもりならば、その時に合わせても良いと思います。
実際に、ビジットした時には、

  • クラスの雰囲気やサイズの確認
  • アドミニとの個別インフォセッション
  • 施設や周辺環境の確認

を行うと良いと思います。

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