熊のカリフォルニアMBA留学記

理系の熊がカリフォルニアで七転八倒したMBA留学の記録(ブログ)です

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留学すれば英語能力は向上するのか?

      2016/01/05

留学したい!と思ってもその前にあまりにも大きく立ちはだかるのが、英語の壁です。

一年くらい勉強したくらいではペラペラになるなんて、熊には言えません。

いくらTOEICで高得点を取り、TOEFLでMBAの基準をクリアしていようが、多くのMBA生が色々と悩んでいると思います。
そんな留学中の英語能力についてです。

英語能力は向上する!

さて、留学すれば英語能力は向上するのでしょうか?

私の感覚では、半分Yesで半分Noです。

半分Yesというのは、英語が共通語という環境で生活するという経験は、最高の英語トレーニング環境だと思います。目覚ましく英語の能力が上がっているクラスメートもいます。

ですが半分はNoと答えたいと思います。というのは、英語が共通語という環境は最高の練習環境ですが、熊は、それだけでは不十分だと考えているからです。

英語能力、どの能力がどのくらい必要?

英語能力とはなに?

英語能力といっていますが、具体的にはこの能力とは何でしょうか? ぱっと思いつくのは、以下の4つの基本的な能力だと思います。

  • リーディング
  • ライティング
  • リスニング
  • スピーキング

他に、ボキャブラリーは共通の能力としてとても重要だと思います。

さて、これらの4+1の能力で、あなたはどの能力を必要としているでしょうか?

ここであなたの英語能力が上がったところをイメージしてみください。

多くの方は、きっとネイティブと流暢に会話を楽しんでいるところを想像していると思います。そうすると、必要となる能力はリスニングとスピーキングとなります。

また教科書を十分に理解し、完璧なレポートを書き上げている姿をイメージした方もいると思います。そうすると、必要となる能力はリーディングとライティングとなると思います。

どのレベルを求めるのか?

さて、必要な能力が具体的にイメージできたところで、今度はどの程度の能力が必要でしょうか?

英会話を楽しんでいる例で考えてみましょう。英会話を楽しむと言っても様々なレベルがあると思います。会話は簡単な日常会話、議論は複雑なコンセプトなどの説明を含めた会話です。

ノンネイティブとの場合

  • ノンネイティブに何とか意志を伝えられる
  • ノンネイティブと、問題なく会話ができる
  • ノンネイティブと議論ができる
  • ノンネイティブと早口でも議論ができる

ネイティブとの場合

  • ネイティブがゆっくり話してくれると意志は伝えられる
  • ネイティブとゆっくりなら会話ができる
  • ネイティブとグループ内ならナチュラルスピードで議論ができる
  • 大勢の前で、ネイティブとナチュラルスピードで議論ができる

こう考えてみると、先はまだまだ長いように見えてしまいます。ですが、具体的にイメージすることで、どの能力をどのくらい上げる必要があるのか、具体的にイメージが出来たのではないでしょうか?

留学は最高の練習場を提供してくれる

留学は、英語能力の向上に最高の練習場だと思います。

熊は、個人的に英語はスポーツのようなものだと思っています。つまり、、知識を得るだけでは不十分で、繰り返し練習することで体が覚えるものだということです。

そう考えると、生活することが練習となる留学は最高の環境です。逆に日本では、英語の練習をする機会を作ることが難しいということを考えると、まさに夢のような環境です。

MBAの授業を取っていると、毎日大量の英文を読み、大量の英語を聞きます。もちろん授業の外でも、グループワークではチームメートと議論をする必要があります。学校の外でも、TVから買い物、あらゆるところで英語が飛び交っています。こんな中で生活していたら、嫌でも大量の英語を聞き、話す練習になります。

しかも、日本で独学する場合と大きな違いがあるのは、mp3データではなく相手がいるということ、そして容赦なく話しかけてくるということです。これはどういうことかというと、何か英語で言われたら、、反応するために必死で聞く必要があるということです。聞くときの集中力は、独学の時に流して聞いているときと比べ物にならないと思います。

また、これは熊だけかもしれませんが、話しかけられたら答えられないのが恥ずかしいので、ますます必死で聞きますし、わからなかったら後で調べます。

留学はこういった英語を使う機会を大量に与えてくれます。
そして、この代わりになるような学習法はないと熊は思います。

でも、癖が・・・

今までのお話しだと、留学で英語能力が上がるのは間違いないではないか!半分Yesではなく、全部Yesではないのか?と思うかもしれません。しかしながら、熊はそれでも不十分だと言いたいと思います。

不十分だと熊が思う理由は、「英語を使いながら覚えるというのは、指導者なしで自主トレをしているようなものだ」と思うからです。前にも英語はスポーツみたいなもので、知識だけではだめで、体で覚える必要があると書きました。留学先で英語を使いながら覚えるというのは、いわば知識なしで自主練をしている状態です。自主練では、確かに少しずつ英語は上達していくと思います。ですが、もし、指導者がいて、自分の癖や間違いを修正してくれたら、もっと素早く英語が上達すると思いませんか?

留学しているからという理由で英語それ自体の勉強に時間を割かないなんてもったいないですよね?

英語の勉強といったって、英語の試験の勉強をすればいいの?と思うかもしれません。そうではなく、ESLに代表されるような学校に通って、自分の伸ばしたい英語の要素を勉強すべきだと思います。

ESLとは、English as Second Languageの略で、第二外国語として英語を学ぶ人たちの学校で、大抵の州で提供されているプログラムです。一般的に語学留学というと、ESLに行くことが多いと思います。このESLの中で、例えば発音や、流暢な会話を習得するための知識を学ぶことができます。

ボキャブラリーの偏り

MBAを目指す人は、様々な単語集などを用いて、ボキャブラリーの拡大に努めていると思います。MBAはビジネスを対象とした学問なので、必然的に陥る単語がビジネスに関連する単語が多くなります。

先日、熊がネイティブの友人宅に遊びに行ったときの話です。料理を手伝うために、鍋の前にいたところ、スター イッと友人に言われました。スター?星?とその時、熊は思ったのですが、友人はStar=星ではなく、Stir=かき混ぜるという動詞を言っていたのでした。後から調べたら、ネイティブならば幼稚園児でも知っている簡単な単語なのですが、私には完全に何を言っているかわかりませんでした。

この時ほど、自分の、ボキャブラリーに偏りがあると感じたことはありません。

思い返してみると、実際にTVなどを見ていると、ちょっとビジネスからトピックが変わってしまうと途端にわからなくなってしまうこともありました。

このように、留学で実際に英語を使って生活していても、ボキャブラリーにはどうしても偏りが出てきてしまいます。より幅広い範囲で英語を用いるようになるためには、弱い分野も補強する必要があります。

まとめると

英語能力と言っても幅が広く、自分の求める能力を明確に把握する必要がある。
留学して英語で生活することは、以下の点で素晴らしい練習の機会です。

  • 毎日、大量の英語を読み書きする
  • 毎日、英語だけの環境で、「使う」ことができる
  • 反応をするために、より集中して聞くようになる

でも以下の点でそれだけでは、熊は不十分と考えています。

  • 自分の英語の癖を見つけ、指導する必要がある
  • 英語の環境でネイティブのように英語を学ぶことは時間がかかる
  • 自分の生活に関連するボキャブラリーに偏りがち

これらの理由から、熊はMBAなどで留学をしていても、ELSなどに通い英語自体の勉強を続けることをお勧めします。

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